風水について

〜風水ブームの影響〜 本来の風水の形

昨今の風水ブームのおかげで、風水という単語が非常に多くの方に知っていただくきっかけになりました。しかし、多くのメディアを通じて一気に広まったため、風水の本質を履き違えて伝わってしまっている事実もあります。

鑑定のためにご依頼者様の自宅へ訪問した際は必ずと言っていいほど「ここの色はこれで良いですか」「この置物はここで良いですか」との質問を受けます。勿論、正統風水にも色・材質等の判断をする開運法があります。ですが、それはあくまでも技葉的要素でしかありません。まさしく『木を見て森を見ない』の論理です。

ここでは正統風水を風水基礎知識として簡単にですが解説をしていきます。

中国正統風水 〜本来あるべき風水〜

風水は日本でも神社の御神木は神が宿る気として信仰の対象に今でもなっています。古代の中国の人々は、自分たちの生活している地形及び土地、川や山、雨や風などの自然、地球の風景を良く観察し、それにより、どんな土地や、住居に住めばより気のエネルギーが高まるか、失うのかを感じ気づいてきました。エネルギーはすべての生命の現象の源になっており、大地の地中や天から吹き出し、風に乗り、雲に出会って雨として降ってくることを彼ら達は理解していました。また、その技術と理論は長い時間と多くの人によって研究をし改善され、体系化されてきました。それが、長い歴史を持つ中国からの風水術です。

『風水(風水地理学)』の定義

一般的に風水と言われる「風水地理学」に関して定義をするならば、自然環境の位置を把握し、生きている時には生活の場を決定し、死んでからは遺体を埋める、より良い場所を探すための方法論を提示する学問であると言えます。

「風水」という言葉が「風水地理学」の代名詞として呼ばれるようになったのは、風水地理の五大要素である山・火・風・水・方位の中で、風と水が他の要素よりも環境に与える変化の要因が大きく、穴に影響を与えること、良い土地の要素の一つが蔵風徳水であること から『風』と『水』を抜き出し、『風水』と呼ばれるようになりました。

『人間は自然の中に生まれ育ち、生きてまだ戻る』

これは巨大な自然の流れの中で、全ての生命に共通した過程ですが、特にその中で人間は自ら自然の位置が被造物であることを認識しながらも、自然に挑戦し、自然を征服・利用しながらとも、時には自然に支配され服従し、順応することも知り、賢明さを持つようになりました。このように人間は太古から必然的に自然と強く関わりながら繁栄をしてきました。

風水とは、生活がどうしたら幸福になるかを探究する学問

風水とはこの様な基本的視覚から出発し、自然と人間の生命エネルギーが最も効果的に同化し順化するためにはどのような手段を取るのが一番良いのかを研究する知恵の学問です。言い換えると、私たち人間が知らず知らずに自然や地球に影響を与えながらも自然環境を科学的に研究し、目に見えない自然の力を生活にどのように取り入れ、活用したら幸福に生きられるのか、その方法を探究する学問こそが風水です。

風水は環境開運学とも言えます

従って、風水は自然環境がどんな方法で、どんな形で人間に影響を与えているのかを精密に、そして科学的に研究を続けることで、初めてその原理を知ることが出来る学問ですので、迷信などではなく科学、その中でも自然科学、環境によって人間生活の運を開いていく『環境開運学』であると言えます。

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